2-1 十勝平野の春開花の人里植物 (2001年4月1日）

北国の春は遅く、十勝平野の中央部ではエゾヤマザクラの開花が５月1５日頃です。関東では山へ登らないと見られないミズバショウ・ザゼンソウ・ニリンソウなどが平地で花を咲かせ、身近で鑑賞することができます。
道ばたの林縁。手前の白い花はオオバナノエンレイソウ、奥はニリンソウ。ここには雪解け直後にフクジュソウが 咲いていました。
1965年5月16日。左の場所、山菜になるオオイタドリの萌芽。夏には高さ3mを超え、道路や線路沿いで大群落を作ります。
オオバナノエンレイソウ、1965年5月16日。東北以北に分布する北国の植物、直径4cm余りの真白な花は清楚な印象を受けます。
ニリンソウ、1965年5月16日。フクベラと称し山菜になります。寮のおばさんの灰汁のない淡白な御浸しの味が思い出されます。

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