牛久の巨樹

○ NPO法人うしく里山の会は平成15年4月に設立され、牛久ならびにその周辺地域を主な対象として「自然と人が調和した美しい環境を保全し、未来に引き継ぐために、地域住民主体の環境改善活動・支援に関する事業を行い、豊かな里山の環境づくりに貢献することを目的として 」、活動しています。

○具体的活動は会員および事務局の提案に基くプロジェクト事業を中心に進めています。その一つとして平成18年4月、「巨木リサーチ事業」を提案し、牛久市協働事業として承認され 、活動を開始しました。

○初期の3年はフェーズ１とし、市内にある巨木・古木・希少木を調べるとともに、調査木周辺の植物相の調査を行い、初年目の平成18年度には｢市民の木｣と地域住民との関係について聞取り調査を実施し ました。また平成19〜20年度には街路樹の種名板取り付けのための樹種名・本数等の基礎調査を進めました。

○平成21年度からの2年はフェーズ２とし、フェーズ１の調査木について、樹勢の衰えた木の健全な生育を図るための診断、および周辺の環境整備を行うとともに、 牛久市役所緑化推進課と共同で市民を巨木等のある場所へ案内し、具体的成果を説明するガイド活動を進めてきました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

○フェーズ１・２を通して、市民向けの資料写真展や 活動参加者の見学研修等を実施してきました。そして平成23年度からはフェーズ２を延長して活動を継続しています。

○本刊行物はこれらの活動の成果であり、「牛久の巨樹」は調査木164本のうち、66本29樹種を選び 、市民向けに編集したものです。「牛久市協働事業巨木リサーチ事業報告書」は5年間の活動成果を総括的にまとめたものです。

●前書の概要紹介が牛久市役所建設部緑化推進課のホームページに、両 書の一部がNPO法人うしく里山の会 ホームページに、それぞれ掲載されています。これらを以下に紹介することにしました。下記書名をクリック すると、当該ペーが表示されます。さらに後者については、両書の表紙画面右側の各項目をクリッ」クいただくと、当該ページが表示されます。