4.ナ ン ユ ア ン 島 で の 遊 泳 と 植 物

サムイ島へ着いて3日目の10月7日(木)サムイ島の北、約60kmにあるナンユアン(Nangyuan)島へフェリーで行きましたダイビングで人気のあるタオ島の脇に浮ぶ、3つの小島がビーチでつながった美しい島でした。離れ島のため観光客も少なく、本当にのどかな雰囲気 がただよっていました。

観光客は海に潜っておびただしい魚群を観察したり、泳いだりしては、のんびりと砂浜に横になって時間を過していました。私は浅瀬の海中で、眼の前に迫ってくる さまざまな色や形の魚の多さに驚くばかりでした。名前が分からず残念でした。あたかも水族館の熱帯魚の水槽に入っているような感じでした。その合間に狭い砂浜に わずかながら自生植物があることに気づき、カメラに納めました。クサトベラやグンバイヒルガオなど、よく知っている種類の他、初めてのものもありました。

 

フェリー下船桟橋に掲げられている禁止 事項看板
フェリーから見た海岸風景
   
フェリーと乗下船桟橋
砂浜のパラソル下で休憩する海水浴客
 
魚群観察中の人と海に入ろうとしている人
一切れのパンに集まる魚群
 
和名 学名 英名
木本植物 カイガンタバコ Calotropis gigantea asclepiad tree
クサトベラ Scaevola taccada sea lettuce tree
草本植物 グンバイヒルガオ Ipomoea pes-caprae  
シマニシキソウ(タイワンニシキソウ) Euphorbia hirta garden spurge
タツノツメガヤ Dactyloctenium aegyptium crowfootgrass
ツノアイアシ Rottboellia exaltata itchgrass
ハマタイゲキ(スナジタイゲキ) Euphorbia chamissonis  
フィラントゥス(コミカンソウ属 Phyllatus  
 
A 木本植物
 
カイガンタバコ (ガガイモ科)
インド原産
野生 (薬用・繊維用)
クサトベラ (クサトベラ科)
インド洋・南太平洋岸、屋久島〜琉球に分布
野生 (薬用・髄は造花用)
   
B 草本植物  
 
   
グンバイヒルガオ (ヒルガオ科)
熱帯アジア他、四国・南九州〜琉球の海岸に分布
野生 (食用)
シマニシキソウ (トウダイグサ科)

熱帯アメリカ原産、古く近畿〜琉球へ帰化

野生 (薬用)
   
ハマタイゲキ (トウダイグサ科)
東南アジア、種子島〜琉球の海岸に分布
野生
コミカンソウ属 (トウダイグサ科)
野生
   
タツノツメガヤ (イネ科)
熱帯アジア原産、古く琉球〜小笠原に帰化
野生
ツノアイアシ (イネ科)
熱帯アジア原産、琉球に帰化
野生
   

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