4-5. タイの乾季の花木 (2003年2月16日)

タイの中央部では雨季から乾季への景観変化が劇的です。上流から押し寄せていた洪水はまたたくまに引いて、一面が枯野に一変します。そこに様々な熱帯特有の街路樹・庭園樹の花木が美しい花を咲かせます。市街地の公園や高級住宅地の周りなどは特に壮観です。

バンコクとスパンブリの間を往復しながら、1978年11月から1980年4月の乾季に開花中の花木を撮影 しました。植物名を知らないまま美しさに引かれてフィルムに収めましたが、今調べても名前が確かなものはわずかです。

ここに登載した花木は熱帯の観賞木として有名なもので、世界各地の熱帯または亜熱帯で栽植されています。デイコナンバンサイカチホウオウボクなど沖縄にも栽植されています。

 

浮稲田の野焼き直後の風景。1980年1月24日、アユタヤ県。稲の収穫残渣や雑草を焼き払い、雨季初めの稲の種まきに備えています。
道ばたの休憩所とホウオウボク。1979年11月6日、スパンブリ県。稲収穫後の田んぼの縁にきれいに咲いていました。
       
オオバナサルスベリ
コチョウセンナ
ナンバンサイカチ
タベブイア・パッリダ
カエンボク
デイコ
ナガバアカシア
ホウオウボク
 back  home