セ リバヒエンソウ 陽地の春の開花植物

 

 

木陰の草地の群生 17年4月27日
 

茎葉と花序同上
 

 同上
 
 科 属 名
キンポウゲ科オオヒエンソウ属
 学    名
Delphinium anthriscifolium Hance
日本と世界の分布
中国原産、逸出帰化
   生 育 型
1年草
 生 育 場 所
木陰の草地
   開  花  期
4〜5月
 身近な類似種
園芸品種のデルフィニウム
 メ      モ
明治時代に中国から渡来した逸出帰化植物です。この辺りでは、上段画像のように木陰の草地に生える希少種です。
高さ15〜80cmで、は2段目画像のように上部で分枝します。茎葉は1・2段目画像のように2〜3回3出複葉で小葉は長さ5〜11cm、 菱状〜三角状の卵形で羽状に切れ込みます。葉柄は2〜6cm。
は長さ1〜2cmで、下段画像のようにまばらに菫色の3〜5花 を総状に咲かせます。がく片は5個で花弁状、3段目画像のように最上部のがく片には1cmほどの距があります。花弁は2対あり、上部の1対は白色で斜上する長い距があり、下側の1対は菫色で、長い爪(ソウ:花弁の基部の細い部分)をもつ広卵形の舷部(ゲンブ:花弁の先の広い部分)があります。
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