チダケサシ 里山の夏開花植物

 

林縁草原 の群生 06年7月8日 
白色花の花序の一部 04年4月10日 

淡紅色花の花序の一部 13年7月7日

 
 科 属 名
『日本の野生植物 草本U』:ユキノシタ科チダケサシ属
『新維管束植物分類表』:ユキノシタ科チダケサシ属
 学    名
Astilbe microphylla Knoll var. microphylla
日本と世界の分布
本州〜九州
   生 育 型
多年草
 生 育 場 所
雑木林、スギ林、林の縁など 
   開  花  期
6〜8月
 メ      モ
雑木林、林縁などのやや湿った場所を好む多年草。 この辺りでは雑木林(上段画像)や林の周り、田んぼに面した土手などに点々と生育していますが、個体数は多くありません。
太い根茎があります。は高さ40〜90cm、は2〜4回羽状複葉です。
花茎の上部に画像のような細長い円錐花序を出します。 花軸には、2段目画像のように腺毛が密生しています。
の色は、2段目左画像のような白色、同右画像のような淡紅色があります。花弁は5枚で線状さじ形、長さ3〜5mm。雄 しべは10本、花糸はふつう淡紅色、裂開直前のは淡青紫色です。
夏の切り花として栽培されているアスチルベは、日本と中国の原種を基にドイツで作出された園芸品種の総称です。

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