1-14  ハマナス
 
果実
神栖市須田浜
98年6月20日
科属名        バラ科バラ属
全国の分布     北海道〜太平洋岸は茨城県南部、日本海側は島根県まで
県内の分布     ○北部・北西部 ◎中央部・東部 ○南東部
開 花 期 6〜8月
メ    モ      旧波崎町須田浜の海岸から少し離れた藪で写したものです。 海岸に生える落葉低木で、バラ科特有の刺があります。茨城県鹿島郡旧大野村大小志崎(現鹿嶋市大小志崎)のハマナスが太平洋岸の南限地として、国指定の天然記念物となっています 。しかし現在は千葉県の九十九里町にも自生地があり、町の天然記念物として保護されています(千葉県植物誌2003:285頁)。

ハマナスは花に芳香があり香水の原料に、根は染料に使われています。また紅花の他に白花もあり、庭木に使われています。果実は上の写真のように大きく径2〜3cmで、熟すと食べられます。 本サイトでは北海道の「原生花園」のハマナスの花と果実の画像が掲載されています。

 

茨城県レッドデータブック<植物編>平成25年3月改訂                     

 

     「絶滅危惧U類」

 

 

リンク先ページ 鹿島灘沿岸の木本植物
back1 back2 home