1-38 ジャコウソウ
ジャコウソウの茎葉と花序
石岡市(旧八郷町)広根場林道の林縁
00年9月17
科属名        シソ科ジャコウソウ属
全国の分布     北海道〜九州の山地のやや湿った林下など
県内の分布     北部・北西部 ○中央部・東部   ○南中央部  
開  花  期 8月〜9月
メ    モ      北海道から九州の山地の林下の湿った場所などに生える多年草で、本県の北部や山地でも普通に見られます。高さ60〜100cm。茎は分枝しないで斜めに傾きます。葉は狭倒卵形または広倒披針形で、先は長く鋭くとがって、縁に鋸歯があります。花は画像のように葉腋から短い柄を出し1〜3個の花をつけます。がくは鐘形で果時には長さ15〜18mmになります。

名前は麝香草(ジャコウソウ)、全草によい香りがあるため、香料の「麝香」にたとえて名づけられたそうです。

 
back1 back2 home