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| 1-54 アズキナシ |
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| 科属名 | バラ科ナナカマド属 |
| 全国の分布 | 北海道〜九州の山地 |
| 県内の分布 | ◎北部・北西部 ○南中央部 |
| 開 花 期 | 5月〜6月 |
| メ モ | 北海道から九州の低山地に生える落葉高木で、高さ15mに達します。茨城県では北部や山地に自生。ナナカマド属の葉は羽状複葉の樹種が普通ですが、アズキナシは単葉、卵状楕円形で長さ5〜11cm。花は5〜6月。白色、径13〜16mmで、複散房状花序に咲きます。果実は梨果（ナシの果実のように花托やがくが多肉質になり子房を包んでいる果実）で、楕円形、長さ7〜10mm、幅6〜8mm。写真のように山地で赤く熟した姿は見事です。 名前は、小豆は小さいものの例えで果実がナシより小さいことによります。またハカリノメの別名があり、枝に点在する白い皮目を秤の目盛に見立てたものです。
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