1.御中道を行く

今回歩いた御中道のコースは下図の褐色の部分で、左端の駐車場から右側の奥庭売店までの4kmほどの距離でした。標高2,230〜2,360mであまり起伏がなく、よく整備されたコースでしたが途中、心地よい針葉樹林・ダケカンバ林内のルートの他、雪渓や火山荒原の砂礫地をわたる場所もあり、景観や植物相とともにスリルに富んだコースでした。

出発点の山梨県営五合目総合管理センターを出たのは10時15分で、標高2,305m、気温16℃、頂上2.6℃と表示されていました。御庭に着いたのは12時、奥庭には12時半頃でした。

今回歩いた御中道のコース(「御中道自然探勝路」説明看板)

散策のスタート:山梨県営五合目総合管理センター前の石段を登り御中道コースへ。 背景の樹木はシラビソコメツガなど。
 
雪渓上のルートをわたる:スタートして間もなく大きな雪渓を横切るルートにさしかかり、中学生の旅行グループと 出あいました。手前の木はミヤマハンノキ
 
雪解け跡のルートを行く:背景の白いところが雪渓、高い木がダケカンバ、緑の低木はハクサンシャクナゲ
 
火山荒原の大きな岩石が点在する砂礫地のルートを行く:心地よく歩けるところ、背景の右上はコンクリート砂防堤、奥は主にカラマツの林。
 
強風に耐える木々の間を行く:中央はカラマツが強風で矮性化し、地面にへばりついている姿です。白い部分は幹、 葉が開き始めたところ。
 
カラマツ林下のルートを行く:間もなく御庭でコースの終わり近く。手前の高木はカラマツ、緑の低木はハクサンシャクナゲ、奥はダケカンバです。
 

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