科　属　名

『日本の野生植物 草本�V』：キク科フランスギク属

   別　　　 名

マーガレット

   英           名

Marguerite

　学　　 　名

Leucanthemum vulgare Lam.

日本と世界の分布

ヨーロッパ原産の外来植物

   生　育　型

多年草

　生　育　場　所

道ばたの草地、荒地、草原など

   開  花  期

5〜10月

　メ　　　　　　モ

江戸時代末期に渡来したヨーロッパ原産の観賞植物の逸出。この辺りでは、畑の縁(上段画像）、住宅団地内の草原、道 ばたの草地（2段目画像）などに野生化しており、栽培もみられます。

茎は高さ30〜50cm、まばらに分枝します。葉は茎の下部では長柄がありますが、上方の葉は無柄、倒卵形〜倒披針形、両面とも無毛です(3〜4段目画像）。

頭花は枝先に1個つき、径5cm(上段〜2段目画像）。総苞は半球形、総苞片は3〜４列で、披針形〜広線形、膜質の辺縁部があります。舌状花は白色。冠毛は合着して皿状の突起になります。

そう果は黒色で、白色の10条があります。

「要注意外来生物」（2015年3月廃止）→「生態系被害防止外来種リスト^{目次注３�A）}」