科　属　名

『日本の帰化植物』：アオイ科ヤノネアオイ属

　別　　　 名

ミズイロアオイ

　英　　   名

spured anoda

　学　　 　名

Anoda cristata (L.) Schltdl.

日本と世界の分布

北アメリカ中南部〜南アメリカ北部原産の外来植物

　生　育　型

1年草

　生　育　場　所

 道ばた、空地など　

   開  花  期

8〜11月

　メ　　　　　　モ

昭和初期に園芸植物として導入されたものが逸出。北アメリカ中南部〜南アメリカ北部原産の1年生外来植物。この辺りでは2018年、奥原町の競走馬訓練施設の周りや道ばたで確認されました（上段・2段目画像）。　

茎は直立または斜上して分枝し、高さ30〜150cm、木質化し、星状毛があります（2段目画像）。 茎葉は互生で、葉柄は2〜5cm。葉身は、浅く3裂し中央裂片が大きく尖る3角状鉾形が主です（3段目・4段目左画像・同中央画像上位葉）が、浅い不揃いの鋸歯が多く先が尖る5角形状のもの（4段目段目中央画像下位葉・同右画像の上位葉）や、浅い不揃いの鋸歯が多い卵形状のもの（4段目右画像下位葉）もあります。

花は葉 腋から伸びた花柄に1個つき、5弁の紫色、径3.5cmほどです（5段目画像）。がくは5裂、3角形状で星形に開きます（下段画像）。

果実は下段画像のように扁平、径8〜12mm、10〜20個の分果（下段画像は12果）が輪状に並ぶ集合果で、長毛が密生します 。

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