科　属　名

『日本の野生植物 草本�U』：マメ科クズ属

　英　　　 名

kudzu, kudzu-vine

　学　　 　名

Pueraria lobata (Willd.) Ohwi subsp. lobata

日本と世界の分布

北海道〜琉球、朝鮮・中国・台湾・フィリピン・インドネシア・ニューギニア、北アメリカに帰化

   生　育　型

多年草

　生　育　場　所

 雑木林・林の縁・草原・薮など

   開  花  期

7〜9月

　メ　　　　　　モ

大型のつる性半低木で、基部は木質で、つる が長く伸びえ他物に巻きつきます（下段画像）。

茎には褐色の剛毛があり、花序にも白色の短毛があります。葉は３小葉、両面有毛、頂小葉は菱状円形、長さ幅とも10〜15cmです（3段目画像）。

花は紅紫色、長さ18〜20mm、旗弁は広楕円形、凹頭、ほぼ直角に立ち、竜骨弁は翼弁より大型で長い（上段 ・3〜段目画像）。

豆果は扁平な狭長楕円形、長さ6〜8cm、幅8〜10mm、褐色の長剛毛が密生しています（5段目画像）。

秋に七草の一つです。根はいものように肥大し（2段目画像）、径20cmにもなり、多量の澱粉を蓄え、クズ粉がとれます。

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