四季の里地里山植物　ケキツネノボタン

科　属　名	『日本の野生植物草本Ⅱ』：キンポウゲ科キンポウゲ属
科　属　名	『新維管束植物分類表』：キンポウゲ科キンポウゲ属
学　　　名	Ranunculus cantoniensis DC.
日本と世界の分布	本州～琉球、朝鮮南部・中国（南部）・台湾
生　育　型	多年草
生　育　場　所	道ばたの溝地、田植え前湿田、湿った空地、田の畦など
開花期	4～7月
身近な類似種	ウマノアシガタ・キツネノボタン・タガラシ・ヤマキツネノボタン
メ　　　　　　モ	休耕田（上段画像）、田んぼの畦、湿地など湿った所に生える多年草。この辺りでは群生しませんが、ふつうに見られます。茎は葉柄に開出した長毛があります(2段目画像）。葉は3出複葉です。果実はそう(痩)果で、下段左画像のような集合果につき、同右画像のように扁平で長さ4mmほどです。コンペイトウのような格好です。痩果は稜があり、先端には花柱が残り、あまり曲がりません。