ゴウソ | 水辺の春〜初夏開花植物 |
|
|
|
|
科 属 名 | 『日本の野生植物 草本T』:カヤツリグサ科スゲ属 |
『新維管束植物分類表』:カヤツリグサ科スゲ属 | |
学 名 | Carex maximowiczii Miq. |
日本と世界の分布 | 北海道〜琉球 |
生 育 型 | 多年草 |
生 育 場 所 | 道ばたの溝地、湿った空地など |
開 花 期 |
4〜6月 |
身近な類似種 | アゼナルコ・テキリスゲ ・ヒメゴウソ |
メ モ |
湿った所に生える多年草(上段画像)。この辺りでは ふつうに見られます。上段画像のように叢生し、ごく短い地下茎があります。茎は高さ30〜70cm。株基部の鞘は淡褐色で、葉身はありません (詳細画像@)。花序は下段画像のように先が雄小穂、下の両側が雌小穂で細い柄があって垂れます。雌小穂は2〜4個、苞は鞘がなく葉状で花序の高さを大きく上回ります (詳細画像A)。そして、雌小穂は円柱形で小花が密につき、雄小穂は銹褐色で細い線形 (詳細画像B)。雌鱗片は中肋が緑色で両側面は褐色を 帯び、先端は芒状に尖っています(詳細画像C)。果胞は扁平、 この画像長さ3.5mm、灰緑色で乳頭状突起が密に分布し、嘴は短く、口部は全縁です (詳細画像D)。柱頭は2個。Eは果胞とそう果です。 |