クサノオウ 陽地の春〜夏開花植物

 

草原の群生 05年4月24日
花弁は4枚で長さ10〜12mm 09年4月19日
 
 科 属 名 『日本の野生植物 草本U』:ケシ科クサノオウ属
『新維管束植物分類表』ケシ科クサノオウ属
 学    名 Chelidonium majus L. subsp. asiaticum H. Hara
日本と世界の分布 北海道〜九州、東アジア
   生 育 型 越年草
 生 育 場 所 家の周り、道ばた、空地、土手、樹園地など
   開  花  期 4〜8月
 メ      モ
草原(上段画像)、土手道ばたなどの日当たりのよい所から、竹藪の縁など、やや日陰の所まで至る所に点々と自生する軟らかい越年草です。
高さ30〜80cmで、全体に粉白色を帯びています。は中空で、切ると黄色い汁が出ます。
花序は画像のように散形状(有柄の多数の花が1本の軸から側生する花序)、葉腋から出た花柄に数花をつけます。は径2cmあまりで花弁は4枚です。
下段画像には多数の糸状の雄 しべが見えます。そして、中央の緑色の円柱形のものは雌しべです。これが果実(刮ハ)に発育します。
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