ガガイモ 陽地の夏開花植物

 

公園生垣の株 15年8月11日 
葉・つる・花序 同上
04年8月30日 
果実 03年11月29日
種子 同左
 科 属 名
『日本の野生植物 草本V』:ガガイモ科イケマ属
『新維管束分類表』:キョウチクトウ科イケマ属
 学    名
Metaplexis japonica (Thunb.) Makino
日本と世界の分布
北海道〜九州、朝鮮・中国・南千島
 生 育 型
つる性多年草
 生 育 場 所
生垣の周り、荒地、土手など
   開  花  期
7〜8月
 メ      モ
生垣周り(上段画像)や川岸の土手などに生える多年生つる植物です。地下茎を出して繁殖するため雑草化すると厄介で、トウモロコシ畑の問題雑草になっている地域もあります。この辺りではふつうに見られます。
茎や葉に毛があり、切ると白い乳液がでます。花冠は、2・3段目画像のように5つに裂け、径1cmほどで淡紫色で、花弁の内側に白毛が密生し中央に紫色の筋があります。
果実は下段左画像のように長さ10cm弱の袋果で 、中に白毛をつけた種子がびっしり詰まっています。その種子 と白毛を拡大したのが下段右画像です。

back

 next

 list

home

flora