科　属　名

『日本の野生植物 草本�U』：ヒユ科ヒユ属

   英       名

Spleen amaranth pigweed

　学　　　 名

Amaranthus ｈｙbridus L.

日本と世界の分布

南アメリカ原産の外来植物、本州〜琉球

　生　育　型

1年草

　生　育　場　所

道ばた・空地・土手・畑など

   開  花  期

8〜10月

　身近な類似種

アオゲイトウ・イヌビユ・ホナガイヌビユ

　メ　　　　　　モ

南アメリカ原産の1年生外来植物。道ばた（上段画像）や畑の周囲（2段目画像）などに広く生育しています。

茎は直立し、高さ0.5〜2mになり、淡緑色ときに赤みを帯び，軟毛が生えます。葉は葉身が卵形〜菱形状卵形、長さ4〜13cm、幅2〜8cm、全縁で表面が緑色で無毛、裏面が淡緑色で脈上に毛があります（3段目画像）。

雌雄同株。花序は茎の頂端や枝先に生じ、緑色まれに紅紫色、穂状となります（上段・3段目画像）。

花の小苞（苞葉）は1枚、披針形、長さ2〜4mm、先が尖り花被片の1.5倍です 。下段画像は中央奥が果実、中央手前が花被片、両側の先の尖った4個が苞葉です。雌花の花被片は（4〜）5個で、長さ1.5〜2mm、長楕円形、果実とほぼ同じ長さかやや短い。

果実は横に裂けます。

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