科　属　名

『日本の野生植物 草本�U』：アカバナ科アカバナ属

　学　 　　名

Epilobium ciliatum Raf. subsp. ciliatum

日本と世界の分布

北アメリカ東部原産の外来植物、東北南部〜関東地方

　生　育　型

多年草

　生　育　場　所

水田・休耕田などの湿地

   開   花   期

8〜10月

　身近な類似種

アカバナ・ムクゲアカバナ

　メ　　　　　　モ

北アメリカ東部原産の外来植物で、1996年千葉県の野田市で発見されたことから、この名がつけられました。牛久市では2019年耕作放棄田(上段画像）において初めて確認され ました。

茎は高さは50〜90cm、若い茎には屈毛と腺毛が密生します（4段目右画像）。葉身は長さ2〜10cmの狭披針形〜長楕円状披針形(4段目左画像）で、細鋸歯があり、茎とともに紫色を帯びる個体が混じります(2段目画像・3段目左画像）。

茎上部は多数の分枝を出して、円錐花序(2段目画像）をつくり、花をつけます。花は8〜10月、白色の花弁が4枚で、長さ３〜５�o、先が深く切れ込みます(下段左画像）。柱頭は頭状(下段左画像）。種髪は汚白色です。

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