Potentilla fragarioides L.var.major Maxim.

　メ　　　　　　モ

雑木林跡に造成された住宅団地の草原状空地や落葉掻きが行われている明るい雑木林の林床に点々と自生していますが、あまり多くありません。

茎が地上に伸びないで枝を地表に広げ大きな株になります。上段画像は、株の直径30cmあまり 、花径は1.5cmほどで、ミツバツチグリよりやや小型です。

葉は楕円形の小葉が5〜9個集まった複葉です。この点が3小葉のミツバツチグリとの区別点の一つになっています。

下段画像の花は径1.5〜2cm、花弁は長さ0.6〜1.2cmです。

和名の雉席（キジムシロ）は、広がった根生葉の上にキジが座るイメージに由来しています。