カントウヨメナ 陽地の夏 〜秋開花植物

 

田んぼの畦の群生 99年10月10日 
頭花 06年10月7日 
果実(そう果) 左:カントウヨメナ/右:ノコンギク  03年10月19日
 
 科 属 名
『日本の野生植物 草本V』:キク科ヨメナ属
『新維管束植物分類表』:キク科シオン属
 学    名
Aster yomena (Kitam.) Honda
日本と世界の分布
奥羽地方〜関東地方
   生 育 型
多年草
 生 育 場 所
道ばた・土手・田の畦など 
   開  花  期
7〜11月
 身近な類似種
 ノコンギクユウガギク
 メ      モ
関東地方に分布し、この辺りでは田んぼの畔(上段画像)など、ややっ湿った場所に生育しています。
は高さ50〜100cm。は類似種のユウガギクより厚く、長楕円形で長さ4〜8cm、大きな鋸歯があります。
頭花は径2.5〜3cm、舌状花は白色または淡青色(2段目画像)、総苞片はへら状です。
そう果は長倒卵形で長さ2〜3mm、冠毛は短く0.25mm(下段左画像)、稜や表面に腺毛があります。
本種はヨメナユウガギクの中間的性質を示し、両種の雑種起源と考えられています。
back  next  list home flora