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植物をたずねたあしあと ５．海外旅行と身近な植物 |
3.北京の春の人里植物 （2002年6月1日） |
2001年5月11〜15日北京の名所旧跡を探訪しました。東城区建国門内大街にあるホテル国際飯店を拠点に天安門広場〜歴史博物館〜明十三陵〜万里の長城〜故宮〜景山公園〜頤和園〜抗日戦争記念館〜盧溝橋〜天壇公園その他の順にたずねました。北京の春は何となく埃っぽい空気に包まれていました。そしてオリンピック開催を目指し古い建物の取り壊し作業が進む一方、建設作業の槌音が至る所で響いていたのが印象的でした。1970年代の日本を思わせました。あちこち見学しながら中国史のスケールの大きさに圧倒されました。それと若い頃に読んだ、新中国成立前の戦いを描いたアグネス・スメドレーの「中国の歌こえ」（高杉一郎訳みすず書房現代史体系４）等彼女の著書とそこに描かれていた当時の中国の情景を思い起こしました。景山公園から中南海を見下ろした時には、中国社会が安定してから世に出た李志綏著「毛沢東の私生活」（新庄哲夫訳文芸春秋）やユン・チアン著「ワイルド・スワン」（土屋京子訳講談社）も頭をよぎりました。また抗日戦争記念館では当時の写真・新聞・チラシ等の生の資料をみて胸が詰まりました。ここでも、道ばたや建物の周りに生えていた人里植物に目を向けました。遭遇した草本植物は意外に少なく、とくに開花中のものはここに載せた植物の他イヌカキネガラシ・マメグンバイナズナなど20種に達しませんでした。北京名物の街路樹のエンジュやヤナギは完全に葉を広げていました。 |
明十三陵 |
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殿友誼商域ー免税店の玄関先 |
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万里の長城（八達嶺） |
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故宮（故宮博物院） |
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天壇公園 |
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ホテル国際飯店周辺 |
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