科　属　名

『日本の野生植物 草本�T』：イネ科ノガリヤス属

　別　　　 名

サイトウガヤ

　学　　　 名

Calamagrostis brachytricha Steud. var brachytricha

 日本と世界の分布

北海道西南部〜九州、朝鮮・中国･台湾・シベリア東部・

  生　育　型

多年草

　生　育　場　所

雑木林・草原など

   開  花  期

8〜10月

　身近な類似種

アマアワ・ネズミガヤ・ハネガヤ・ヒメノガリヤス

　メ　　　　　　モ

この辺りの雑木林に広く生育するイネ科の多年草です。

高さ60〜150cmになり、やや硬い感じです。

花序(穂)は上段画像のように直立し、10〜50cm。枝が輪生し、やや密に多数の小穂をつけます。

小穂は2段目画像のように披針形で尖り、長さ4〜5mm、第１・第2苞頴はほぼ同長で、１小花を包みます。護頴と内頴は下段画像のようにほぼ同長で、芒が護頴背面の基部近くから出て、小穂の外へ伸びます。そして、芒は2段目画像のように初めは真っ直ぐですが、熟すと下段画像のように曲がります。

ヒメノガリヤスは芒が小穂の外へ出ません。

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