科　属　名

『日本の野生植物 草本�V』：キク科ガンクビソウ属

　学 　　　名

Carpesium abrotanoides L.

日本と世界の分布

北海道〜琉球、朝鮮・中国・ヒマラヤ、西アジア・ヨーロッパへ帰化

　生　育　型

1年草または越年草

　生　育　場　所

雑木林・林縁・草原など　　

   開  花  期

8〜11月

　身近な類似種

ガンクビソウ・コヤブタバコ・サジガンクビソウ

　メ　　　　　　モ

この辺りでは雑木林や林縁沿い道ばたなどに生える1年草または越年草です。

主茎はふつう、上段画像のように高さ50〜100cmで先が止まり、上部から放射状に枝を開出し、さらに枝を分けて、その葉腋に頭花をつけますが、2段目画像のように主茎が伸長する個体もみられます。葉は下部の方は大きく、広楕円形〜長楕円形で、長さ20〜28cm、幅8.5〜15cm、基部は広い翼のある柄となります。裏面に腺点があります。

頭花は1cm以下の花柄があり、枝の下側に下向きに咲きます（上段 ・2段目画像）。総苞は鐘球形、総苞片は3列、外片は短く円頭です(下段画像）。

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